項目
がん
gan
「ガン」は、硬いもの同士が強くぶつかる音や、相手を厳しく叱ったり強く打ったりする様子を表す言葉です。
意味
短い意味
金属や木、骨などの硬いものが勢いよくぶつかったときの重く鈍い音を表します。また、物理的な衝撃だけでなく、相手を容赦なく厳しく叱りつける様子や、強い力で物事を進める様子にも使われます。
- 強い物理的な衝撃
- 激しく叱る・打つ様子
意味の整理
激しい衝突音
硬いもの同士が強くぶつかったときの、重くて鈍い大きな音や衝撃を表します。
頭をガンと打つ
厳しい行動・態度
手加減せずに、相手を激しく叱ったり、強い力で何かをしたりする様子を表します。
ガンと叱る
使い方のメモ
使い方
ガンと + 動詞
硬い音が鳴るほど強く打ったり、厳しく叱ったりする様子を説明するときに使います。
ガン + 動詞
少しカジュアルな言い方ですが、通常は「と」をつける形が自然です。
使い方
よく使う表現
頭をガンと打つ
頭を強くぶつけること
ガンと叱られる
非常に厳しく叱られること
ドアをガンと閉める
乱暴にドアを閉めること
机をガンと叩く
机を強く叩くこと
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的な衝突 | 中立的・痛い | 金属や木などの硬い物が強くぶつかる、痛みを伴うような激しい衝撃を示します。 |
| 人を叱る時 | 厳しい | 相手に反省させるために、手加減せずに厳しく注意する態度を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ごつん ごつん / similar | 頭や岩など、硬いものの一点に衝撃が集中するような時に使います。 | 「ゴツン」は硬い部分(骨など)が当たる局所的な痛みを強調しますが、「ガン」はより全体的で激しい衝撃や重い音を表します。 | 頭をゴツンと打つ |
どかん どかん / similar | 爆発や、非常に大きな物が落ちた時などに使います。 | 「ドカン」は爆発のような大規模な音と衝撃ですが、「ガン」は硬いものが直接ぶつかる鋭く重い衝撃です。 | ドカンと爆発する |
使い方のメモ
よくある間違い
軽い音や小さな音に使うこと。
「ガン」は重くて強い衝撃にしか使いません。軽く叩く音には「トントン」や「コンコン」を使います。
精神的なショックを受けた時に「ガン」を使うこと。
精神的なショックを受けた時は、音を伸ばして「ガーン」と言います。
例文
例文
棚の角に頭をガンとぶつけてしまった。
たなのかどにあたまをガンとぶつけてしまった。
文字どおり硬いものに強くぶつかり、痛みを感じる様子を表します。
約束を破って、母にガンと叱られた。
やくそくをやぶって、ははにガンとしかられた。
比喩的一切の甘えを許さず、非常に厳しく注意されることを示します。
彼は怒ってドアをガンと閉めた。
かれはおこってドアをガンとしめた。
文字どおり乱暴な力による大きくて鈍い衝突音に焦点を当てています。
机をガンと叩いて、きっぱりと断った。
つくえをガンとたたいて、きっぱりとことわった。
文字どおり強い感情や決意に伴って、物を強く叩く行動を表します。
石が飛んできて、窓ガラスにガンと当たった。
いしがとんできて、まどガラスにガンとあたった。
文字どおり硬い物が表面に当たった瞬間の強い衝撃音を表します。
似ている語
質問
大きな爆発音に「ガン」は使えますか?
爆発音には「ドカン」や「ドーン」の方が自然です。「ガン」は硬い物同士がぶつかる音に使います。
病気の「がん」と同じ言葉ですか?
発音は同じですが、オノマトペの「ガン」は衝撃音を表し、病気の「がん」は通常漢字(癌)やひらがなで書かれます。
「ガン」と「ガーン」はどう違いますか?
「ガン」は物理的な衝撃や厳しい行動を表します。長く伸ばす「ガーン」は、ショックな出来事があった時の心理的なダメージを表現するのによく漫画で使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2107080
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- もさもさ (mosamosa)