項目
ガーッと
gaatto
機械や重いものが強く擦れ合って出る、低くて荒い音を表す言葉です。
意味
短い意味
この言葉は、大きな機械が動くときや、重いものを無理に動かすときに出る、連続した荒い摩擦音を表します。滑らかさがなく、力強い抵抗があるような音のイメージです。また、怒りや我慢で歯を強く鳴らす様子にも使われます。
- 機械や道具が立てる強い摩擦音。
- 重いものを引きずったり、動かしたりする時の音。
- 歯を強く噛みしめる時の身体的な音。
意味の整理
機械の動作
工場や工事現場などの大きな機械が立てる荒い音。
古い発電機がガーッと音を立てて動いている。
強い摩擦
重いもの同士が強く擦れ合う時に出る抵抗のある音。
石の重い扉をガーッと開ける。
使い方のメモ
使い方
ガーッと鳴る
機械などが自動的、または継続的に摩擦音を立てている状態を表します。
ガーッと〜する
人の動作によって、大きな摩擦音や削るような音が出る場合に使います。
〜がガーッと
強い摩擦を伴って動いている主語を強調する言い方です。
使い方
よく使う表現
機械がガーッと鳴る
機械が荒い摩擦音を立てる
奥歯をガーッと噛み締める
強い怒りなどで奥歯を鳴らす
扉をガーッと開ける
重い扉を大きな音を立てて開ける
机をガーッと引きずる
重い机を床で擦って移動させる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 工業・産業 | 中立 | 大型機械の力強い稼働音をそのまま描写します。 |
| 身体動作 | 不安・怒り | ストレスや緊張で歯を鳴らすなど、ネガティブな状況で使われることが多いです。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
がりっと がりっと / similar | もっと鋭く短いひっかき音や、硬いものを噛んだ時の音に使います。 | 「ガーッと」のような連続した重い機械的な摩擦のイメージはありません。 | 氷をガリッと噛む。 |
がらっと がらっと / similar | 引き戸を開ける音や、状況が急激に一変する様子に限定して使います。 | 摩擦そのものよりも、開ける動作や変化の結果に焦点があります。 | 引き戸をガラッと開ける。 |
使い方のメモ
よくある間違い
紙が擦れるような軽い音に使う。
重いものや機械の音に使います。紙なら「さらさら」などが適切です。
機械にしか使えないと思う。
悔しい時に歯を強く鳴らす動作など、身体的な音にも使えます。
例文
例文
工場の大きな機械がガーッと鳴り続けている。
こうじょうの おおきな きかいが ガーッと なりつづけている。
文字どおり機械が稼働している時の自然な摩擦音。
重い石の扉をガーッと力任せに開けた。
おもい いしの とびらを ガーッと ちからまかせに あけた。
文字どおり重いものが擦れ合う時の強い音。
悔しくて奥歯をガーッと噛み締めた。
くやしくて おくばを ガーッと かみしめた。
比喩的感情の高ぶりを身体的な摩擦音で表現。
工事現場で道路をガーッと削る音がうるさい。
こうじげんばで どうろを ガーッと けずる おとが うるさい。
視覚的アスファルトなどを削り取る時の荒い音。
重い机をガーッと引きずって移動させた。
おもい つくえを ガーッと ひきずって いどうさせた。
文字どおり床と机の強い摩擦から出る大きな音。
似ている語
ガリッと
garitto
より鋭く短い、引っかいたり噛んだりする音。
質問
「ガーッと」と「ガリッと」はどう違いますか?
「ガーッと」は重く連続した音、「ガリッと」は鋭く短い、ひっかいたり噛んだりする音です。
人の声がうるさい時に使えますか?
基本的には使いませんが、機械のようなダミ声や、非常に荒い声を比喩的に表現することは稀にあります。
機械が壊れている音ですか?
必ずしも故障ではありませんが、正常な動作でもかなり大きな音がしている状態を指します。
出典の詳細
- 項目ID
- 1003070
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- からっと (karatto)
- 次の項目
- ガクガク (gakugaku)