項目
ちらっと
chiratto
ほんの短い時間だけ見たり、ふと耳にしたりする様子。
意味
短い意味
ある動作や出来事がごく短い時間だけ行われることを表す言葉。特に「見る」ことや、偶然「聞こえる」ことに対してよく使われます。
- 一瞬だけ見る
- 偶然少しだけ聞こえる
意味の整理
一瞬だけ見る
ほんの一瞬だけ、視線を向けたり見えたりする様子。
時計をちらっと見る
偶然少し聞こえる
意図せずに、話や噂などが少しだけ耳に入る様子。
噂話をちらっと聞いた
使い方のメモ
使い方
ちらっと + 動詞
動詞の直前に置いて、その動作が一瞬だけ、または少しだけ行われることを説明します。
使い方
よく使う表現
ちらっと見る
一瞬だけ見る
ちらっと聞こえる
ふと少しだけ聞こえる
ちらっと耳にする
少しだけ噂などを聞く
ちらっと振り返る
一瞬だけ後ろを見る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 人の方を見る | neutral | 「じろじろ」見るのは失礼ですが、「ちらっと」見る程度なら問題にならないことが多いです。 |
| 噂を聞く | neutral | 「〜という話をちらっと聞いたのですが」のように、前置きとしてよく使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
じろじろ じろじろ / opposite | 目を離さずに、しつこく見続けるとき。 | 「ちらっと」が一瞬であるのに対し、「じろじろ」は長い時間見続けることを表し、失礼な印象を与えます。 | 人をじろじろ見る |
ちらり ちらり / similar | 「ちらっと」と同じように、一瞬だけ見たり見えたりするとき。 | 意味はほとんど同じですが、「チラリ」のほうが少し文学的で、表現豊かな響きがあります。 | チラリと見る |
使い方のメモ
よくある間違い
本全体を急いで読むときに「ちらっと」を使うこと。
全体をざっくりと見るときは「ざっと」を使います。「ちらっと」はほんの一瞬視線を向けるだけで、内容を把握するほどの時間はありません。
「注意深く見る」という意味だと勘違いすること。
「ちらっと」は時間が短いため、細かい部分までは見えていないことが多いです。
例文
例文
会議中に、彼は時計をちらっと見た。
かいぎちゅうに、かれはとけいをちらっとみた。
文字どおり気付かれないように一瞬だけ視線を向ける様子。
隣の人の話をちらっと聞いてしまった。
となりのひとのはなしをちらっときいてしまった。
文字どおり意図せずに少しだけ話が耳に入ってきた状況。
誰かに呼ばれた気がして、ちらっと後ろを振り返った。
だれかによばれたきがして、ちらっとうしろをふりかえった。
視覚的確認のための素早くて短い動き。
彼の名前をニュースでちらっと耳にしました。
かれのなまえをニュースでちらっとみみにしました。
比喩的ニュースなどで偶然、一部分だけ情報を知ること。
窓の外に白い猫がちらっと見えた。
まどのそとにしろいねこがちらっとみえた。
視覚的通り過ぎたりして、ほんの一瞬だけ視界に入った様子。
似ている語
質問
「ちらっと」は「見る」以外にも使えますか?
はい。「ちらっと聞いた」「ちらっと耳にした」のように、少しだけ聞こえた場合にもよく使われます。
「ちらっと」と「ざっと」の違いは何ですか?
「ちらっと」は「時間が短いこと(一瞬)」を表しますが、「ざっと」は「全体を大まかに(短時間で)」という意味です。
目上の人に使ってもいいですか?
言葉自体は中立なので、「ちらっと拝見しました」のように丁寧語と組み合わせれば問題なく使えます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1007920
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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