項目
ぶわっ
buwa
風や匂いが急激に広がったり、涙が一気にあふれたりする様子を表す言葉です。
意味
短い意味
何かが内側から外側へと、急に強く広がる様子を表す擬態語です。強い風が急に吹いてくる感覚、花の匂いや熱気が一気に立ち込める様子、あるいは我慢していた涙が急に目からあふれ出す様子などを表現するときによく使われます。
- 急激な広がり
- 涙があふれる様子
意味の整理
急な広がり(風・匂い・熱気など)
風や匂い、熱気などが一気に外へ向かって広がる様子を表します。
風がぶわっと吹く
涙や汗があふれる
水分、特に涙や汗が急にたくさん出てきて止まらない様子を表します。
涙がぶわっとあふれる
使い方のメモ
使い方
ぶわっと + 動詞
「広がる」「あふれる」「出る」などの動詞の前に置いて、その動作が急に、かつ勢いよく起こることを表す副詞として使われます。
ぶわっ + と + 動詞
使い方
よく使う表現
ぶわっと広がる
においや炎などが急に大きく広がる
ぶわっとあふれる
涙などが急にたくさんあふれ出る
ぶわっと吹き出す
風や汗などが一気に出る
涙がぶわっと出る
急に涙がたくさん出てくる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 風・空気・熱 | neutral | 急な突風や、熱気が体を包み込むような感覚を表します。 |
| 匂い | neutral | 強い香りが急に鼻に入り、空間に広がる様子を表します。 |
| 涙・感情 | emotional | 感情が高ぶって、自分の意志では抑えきれない涙が出ることを強調します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
どばっと どばっと / similar | 大量の液体や物が、一気に勢いよくこぼれたり流れ出たりするときに使います。 | 「ぶわっ」は風やにおい、涙などが「広がる・湧き上がる」様子に焦点がありますが、「ドバッと」は重さのある水などが「大量に出る」ことに焦点があります。 | 水がドバッとこぼれる |
じんわり じんわり / opposite | 涙や汗などが、ゆっくりと少しずつにじみ出てくる様子を表します。 | 「ぶわっ」が急激で勢いがあるのに対し、「じんわり」は非常にゆっくりで穏やかな変化を表します。 | 汗がじんわり にじむ |
使い方のメモ
よくある間違い
爆弾などの大きな爆発音として「ぶわっ」を使うこと。
「ぶわっ」は風や匂いなどの広がりを表し、激しい爆発音ではありません。爆発音には「ドカン」を使います。
人や車が直線的に速く移動する様子に使うこと。
広がりや湧き上がりを表すため、速い直線の移動には「びゅんびゅん」などを使います。
例文
例文
窓を開けると、風がぶわっと吹き込んできた。
まどを あけると、かぜが ぶわっと ふきこんできた。
文字どおり窓を開けた瞬間に風が急に入ってくる様子を表しています。
映画のラストシーンを見て、涙がぶわっとあふれた。
えいがの ラストシーンを みて、なみだが ぶわっと あふれた。
比喩的感情が高ぶって、我慢できずに一気に涙が出る様子を表しています。
オーブンを開けた瞬間、熱気がぶわっと顔に当たった。
オーブンを あけた しゅんかん、ねっきが ぶわっと かおに あたった。
文字どおり熱気が一気に広がり、顔にかかる感覚を表しています。
箱を開けると、花の香りがぶわっと広がった。
はこを あけると、はなの かおりが ぶわっと ひろがった。
視覚的目に見えない香りが、空間に一気に立ち込める様子を表現しています。
緊張して、汗がぶわっと吹き出した。
きんちょうして、あせが ぶわっと ふきだした。
文字どおり緊張などの理由で、一気に大量の汗が出る様子を表しています。
似ている語
ドバッと
dobatto
どちらも急に出る様子ですが、「ドバッと」は大量の液体や物がこぼれ落ちる時に使われます。
質問
大雨が降る様子に「ぶわっ」を使ってもいいですか?
いいえ、大雨には「ざあざあ」を使います。「ぶわっ」は風の広がりや、急にあふれる涙に適しています。
「ぶわっ」は丁寧な言葉ですか?
いいえ、主に日常のカジュアルな会話や、小説などの描写で使われる表現です。
「ぶわっ」と「ぶわっと」の違いは何ですか?
意味は同じです。「と」をつけることで、その後に続く動詞(広がる、あふれるなど)に自然につなぐことができます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2859516
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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