項目
ゆっくり
yukkuri
急がずに動作をすることや、心身を休めてリラックスしている状態を表します。
意味
短い意味
行動や動きに時間をかける様子だけでなく、時間や心に余裕があり、十分に休んだりくつろいだりしている状態を広く表す言葉です。
- 動作に時間をかける
- リラックスして休む
- 時間や量に余裕がある
意味の整理
動作に時間をかける
急がずに、時間をかけて行動する様子。
ゆっくり歩く。
くつろぐ・休む
心身を休めて、リラックスする様子。
家でゆっくりする。
余裕がある
時間などに十分な余裕があり、焦らない様子。
ゆっくり休む。
使い方のメモ
使い方
ゆっくり + 動詞
動作を急がずに行う様子を修飾する副詞として使います。
ゆっくりと + 動詞
「と」がない形と同じ意味ですが、よりゆったりとした印象を強調したい時に使われます。
ゆっくりする
リラックスしてくつろいだり、十分に休んだりするという意味の動詞として使います。
使い方
よく使う表現
ゆっくり歩く
急がずに歩く
ゆっくり話す
聞きやすいように遅い速度で話す
ゆっくり休む
十分な睡眠をとるなどして体を休める
ゆっくりする
くつろぐ、リラックスする
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 相手への指示・依頼 | neutral | 相手に急がなくてよいと安心させたり、聞き取りやすく話すようにお願いしたりする時に使います。 |
| 休養・リラックス | positive | 十分な睡眠や、休日の穏やかな過ごし方を表現する時に使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
じっくり じっくり / nearby | 時間をかけて、物事に集中したり、念入りに行ったりする時に使います。(例:考える、煮込むなど) | 「ゆっくり」は単に急がないことを指しますが、「じっくり」は対象に対する集中力や丁寧さを強調します。 | じっくり考える。 |
たっぷり たっぷり / nearby | 量や時間が十分に、または余るほどある状態を表す時に使います。 | 「ゆっくり」は休む状態やペースに焦点が当たりますが、「たっぷり」は物理的な量やボリュームの多さに焦点が当たります。 | たっぷり寝る。 |
使い方のメモ
よくある間違い
速度が遅いものを形容詞のように「ゆっくりな電車」と言ってしまうこと。
物自体の速度が遅い場合は「遅い(おそい)」を使います。「ゆっくり」は動作の方法や様子を表すために使います。
「ゆっくりしていって」を「遅く動いて」と直訳してしまうこと。
訪問者に対して「くつろいでいってね」という意味の挨拶として使われます。
例文
例文
おじいさんがゆっくりと道を歩いている。
おじいさんがゆっくりとみちをあるいている。
視覚的物理的な速度を表しています。
日本語がまだ上手ではないので、もう少しゆっくり話してください。
にほんごがまだじょうずではないので、もうすこしゆっくりはなしてください。
文字どおり相手に急がせないための一般的なお願いです。
週末は家で映画を見て、ゆっくりしました。
しゅうまつはいえでえいがをみて、ゆっくりしました。
比喩的ストレスなく時間を楽しむことを意味します。
風邪を引いた時は、温かいものを食べてゆっくり休むのが一番です。
かぜをひいたときは、あたたかいものをたべてゆっくりやすむのがいちばんです。
文字どおりここでは十分な睡眠や休養を意味します。
朝はコーヒーを飲みながら、ゆっくり新聞を読みます。
あさはこーひーをのみながら、ゆっくりしんぶんをよみます。
比喩的時間に追われていない状態を示しています。
似ている語
質問
「ゆっくり」は「遅刻する(late)」という意味で使えますか?
いいえ、使えません。時間に遅れる場合は「遅い」や「遅れる」を使います。
「ゆっくり話してください」は失礼ですか?
いいえ、失礼ではありません。より丁寧にする場合は「もう少しゆっくり話していただけますか?」と言います。
「ゆっくり休んでください」とはどういう意味ですか?
「しっかりと体を休めてください」「無理をしないでください」という相手を思いやる表現です。
出典の詳細
- 項目ID
- 1013050
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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