項目
そろり
sorori
「そろり」は、音を立てないように、非常にゆっくりと慎重に動く様子を表します。
意味
短い意味
誰かを驚かせたり、物を壊したりしないように、細心の注意を払って滑らかに、そして静かに動作や操作を行うことを表現する言葉です。
- ゆっくりと静かに動く様子
- 物を慎重に扱う様子
意味の整理
静かな移動
足音などの音を立てずに、ゆっくりと移動すること。
そろりと歩く。
慎重な動作
物を開け閉めしたり、動かしたりする際に、極めて慎重に扱うこと。
ドアをそろりと開ける。
使い方のメモ
使い方
そろりと + 動詞
動詞を修飾し、その動作がゆっくりと静かに、慎重に行われることを示します。
そろりそろりと + 動詞
少しずつ段階的に、より一層慎重に動く様子を強調する際に使われます。
使い方
よく使う表現
そろりと歩く
音を立てずにゆっくり歩く
そろりと開ける
慎重に静かに開ける
そろりと立ち上がる
ゆっくりと立ち上がる
そろりと置く
慎重に置く
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 人が寝ている家の中を歩くとき | neutral | 足音で人を起こさないように、忍び足で歩く努力を表します。 |
| 壊れやすい物を動かすとき | neutral | 衝撃を与えないように、極めて優しく扱う様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
そろそろ そろそろ / similar | 「時期が近づいていること」や「物事が徐々に始まること」を表す場合に使います。 | 「そろり」のような「音を立てない物理的な慎重さ」には焦点を当てず、主に時間的なニュアンスを持ちます。 | そろそろ帰る。 |
ひっそり ひっそり / nearby | 場所が静まり返っている様子や、人目につかないように静かに過ごす様子を表します。 | 具体的な体の動作ではなく、その場の空間的な静けさや状態を表す言葉です。 | ひっそりと暮らす。 |
使い方のメモ
よくある間違い
「時間がかかる」という意味で「そろり」を使ってしまうこと(例:そろり勉強する)。
単に速度が遅い場合は「ゆっくり」を使います。「そろり」は物理的な動きの慎重さを表します。
「もうすぐ」という意味で「そろそろ」の代わりに使ってしまうこと。
時間的な「そろそろ」の意味は「そろり」にはありません。
例文
例文
彼は誰にも気づかれないように、そろりと部屋を出た。
かれは だれにも きづかれないように、そろりと へやを でた。
文字どおり足音を立てずに慎重に歩く様子を表します。
赤ちゃんを起こさないように、ドアをそろりと開けた。
あかちゃんを おこさないように、ドアを そろりと あけた。
文字どおり音を立てないようにゆっくりと動かす身体的な動作に焦点を当てています。
壊れやすい花瓶をテーブルの上にそろりと置いた。
こわれやすい かびんを テーブルの うえに そろりと おいた。
視覚的壊れないように、衝撃を与えずに優しく物を置く様子を表しています。
猫は私の膝からそろりと立ち上がり、窓の方へ向かった。
ねこは わたしの ひざから そろりと たちあがり、まどの ほうへ むかった。
視覚的動物のしなやかでゆっくりとした静かな動きを描写しています。
泥棒は暗闇の中をそろりと進んだ。
どろぼうは くらやみの なかを そろりと すすんだ。
文字どおり誰にも見つからないように、忍び足で進む様子を表しています。
似ている語
質問
「そろり」と「ゆっくり」の違いは何ですか?
「ゆっくり」は一般的なスピードの遅さを表しますが、「そろり」は音を立てないようにする慎重さや滑らかさが強調されます。
「そろり」は静かに話すときにも使えますか?
いいえ。「そろり」は身体的な動作に対して使われます。声については「静かに」や「小さな声で」を使います。
「そろり」は日常会話でよく使われますか?
はい。寝ている赤ちゃんを布団に下ろす時や、誰にも気づかれずに部屋を出る時など、特別な注意が必要な動作を説明する際によく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2454190
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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