項目
にょっきり
nyokkiri
細長いものが、他から際立って一つだけ突き出ている様子や、現れる様子を表します。
意味
短い意味
「にょっきり」は、山や高い建物が背景から突き出て見える様子や、タケノコやキノコが地面から生えてくる様子、または人が壁の向こうから首を出す様子など、細長いものが際立って突き出ている状態や動きを表す擬態語です。
- 一つだけ目立つ突き出た形
- 隠れていたものが突き出る動き
意味の整理
際立って突き出た形
山や塔などが、周囲から目立って一つだけ高く突き出ている様子。
山がにょっきり見える
突き出る動き
植物が地面から生え出たり、首や顔を隠れた場所から突き出したりする様子。
首をにょっきり出す
使い方のメモ
使い方
にょっきりと + 動詞
助詞の「と」を伴って、立つ、現れるなどの動詞を修飾する副詞として使われます。
にょっきり + 動詞
助詞の「と」は省略可能で、直接動詞を修飾することができます。
使い方
よく使う表現
にょっきり立つ
際立って立つ
にょっきり出る
目立って突き出る
にょっきりと現れる
突き出て現れる
にょっきり見える
突き出て見える
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 自然(山や植物) | neutral | 山やタケノコが、背景に対して際立っているシルエットを強調します。 |
| 体の一部 | neutral | 人が何かを見るために、首などを目立って出す時に使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
むっくり むっくり / contrast | 大きくて丸みのあるものや、重たいものが起き上がる時に使います。 | 「むっくり」は大きく太いものが動く様子ですが、「にょっきり」は細長いものが突き出る様子です。 | むっくりと起き上がる |
にゅっと にゅっと / similar | 突然、または不気味に何かが突き出たり現れたりする時に使います。 | 「にゅっと」は突然の動きや不気味さを強調しますが、「にょっきり」は細長く際立った形を強調します。 | 手がにゅっと伸びる |
使い方のメモ
よくある間違い
平らなものや横に広いものに使うこと。
「にょっきり」は縦に細長く突き出たものに使います。平らなものには使いません。
「にょきにょき」と同じように使うこと。
「にょきにょき」は複数のものが次々と生える様子ですが、「にょっきり」は通常、一つのものが際立って突き出る様子に使います。
例文
例文
遠くに山がにょっきり見えた。
とおくにやまがにょっきりみえた。
視覚的周囲の風景から山が一つだけ際立って突き出て見える様子を強調しています。
地面からキノコがにょっきりと顔を出した。
じめんからきのこがにょっきりとかおをだした。
文字どおり平らな地面からキノコが目立って突き出てくる動きを描写しています。
塀の向こうから、彼が首をにょっきり出した。
へいのむこうから、かれがくびをにょっきりだした。
文字どおり隠れていた場所から、首などの細長い体の一部を際立って出す様子に使われます。
砂漠に高い塔がにょっきりと立っている。
さばくにたかいとうがにょっきりとたっている。
視覚的周囲に何もない場所に、一つの高い建物が突き出て立っている状態を表します。
春になって、タケノコがにょっきりと生えてきた。
はるになって、たけのこがにょっきりとはえてきた。
文字どおり土の中から細長い植物が一本だけ際立って生えてくる様子を描写しています。
似ている語
にゅっと
nyutto
突然、または不気味に現れる様子を強調します。
質問
「にょっきり」は音を表す言葉ですか?
いいえ、視覚的な様子や動きだけを表す擬態語です。
「にょっきり」と「にょきにょき」の違いは何ですか?
「にょきにょき」は連続して生えてくる様子を表しますが、「にょっきり」は一つだけが際立って突き出る様子を表します。
高層ビルにも使えますか?
はい、他の建物から一つだけ高く突き出ている状態に使うことができます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2395680
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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