項目
カンカン
kankan
激しく怒っている様子、日差しや火が強い様子、または金属などの硬いものが高く鳴る音を表す言葉です。
意味
短い意味
「カンカン」は、非常に勢いが強い状態を表すオノマトペです。人が激怒している様子(カンカンに怒る)、太陽の光が強く照りつけている様子(カンカン照り)、または踏切や金属を叩いたときの高く連続した音を表現する際によく使われます。
- 激しい怒り
- 強い日差しや熱
- 連続した金属音
意味の整理
激怒
我慢できないほど激しく怒っている状態を表します。
父はカンカンに怒っている。
強い日差しや熱
夏の太陽が強く照りつけたり、火が赤々と燃えている様子を表します。
真夏のカンカン照り。
金属音
踏切の警報機や金属などを叩いたときに出る、高く連続した音を表します。
鐘がカンカンと鳴る。
使い方のメモ
使い方
カンカンに + 動詞
「怒る」や「熱する」などの動詞の前に置き、その状態が非常に激しいことを修飾します。
カンカンだ
文末で述語として使い、人が非常に怒っている状態であることを言い切ります。
カンカンと + 動詞
「と」を伴って、金属などを叩く音や鳴る音が連続している様子を表します。
使い方
よく使う表現
カンカンに怒る
激しく怒る
カンカン照り
強く照りつける太陽
怒ってカンカンだ
怒って手がつけられない状態
カンカンと鳴る
高い音で鳴る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 怒り | ネガティブ | 手がつけられないほど激しく怒っており、声を荒げるような状態を示唆します。 |
| 天候 | ニュートラル | 真夏の容赦ない強い日差しを表します。 |
| 音 | ニュートラル | 硬いものが連続して打ち付けられる、甲高くて響く音を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
かっと かっと / similar | 怒りや熱が急に爆発する瞬間に使います。 | 「カンカン」は激しい状態が継続しているニュアンスが強いですが、「カッと」は一瞬の急激な変化に焦点を当てます。 | カッとなって怒る。 |
からんからん からんからん / similar | 喫茶店のドアベルやグラスの中の氷など、軽くて響く音に使います。 | 「カンカン」は踏切の音や金属を強く叩く硬く鋭い音であり、「カランカラン」よりも重く響きます。 | ベルがカランカランと鳴る。 |
使い方のメモ
よくある間違い
少しイライラしている程度の時に「カンカン」を使うこと。
「カンカン」は非常に激しい怒りを表します。軽い苛立ちには「イライラ」や「ムッとする」を使います。
イルミネーションのような綺麗な光に「カンカン」を使うこと。
「カンカン」は暑さや強い熱を伴う光に使います。綺麗な光には「ピカピカ」を使います。
例文
例文
父はカンカンに怒っている。
ちちはカンカンにおこっている。
比喩的非常に激しく怒っている状態を表します。
真夏のカンカン照りが続く。
まなつのカンカンでりがつづく。
視覚的太陽の光が強く、暑い状態が続いていることを表します。
踏切の警報機がカンカンと鳴っている。
ふみきりのけいほうきがカンカンとなっている。
文字どおり甲高くて連続する金属音を表します。
鉄をカンカンに熱する。
てつをカンカンにねっする。
視覚的金属が赤くなるほど非常に強く熱する様子を表します。
彼女は約束を破られてカンカンだ。
かのじょはやくそくをやぶられてカンカンだ。
比喩的文末で述語として使い、激怒している状態を表します。
似ている語
カランカラン
karankaran
より軽くて響く金属音を表します。
質問
密かに怒っている人に「カンカン」は使えますか?
いいえ。「カンカン」は怒りが外に激しく表れている状態に使われます。
熱いお湯やスープに「カンカン」は使えますか?
いいえ。熱いお湯には「グラグラ」、熱い食べ物には「アツアツ」を使います。「カンカン」は太陽や熱した鉄などからの放射熱に使います。
「カンカン」と「イライラ」はどう違いますか?
「イライラ」は心の中の不満や焦りを表しますが、「カンカン」は感情が爆発した激しい怒りを表します。
出典の詳細
- 項目ID
- 2018690
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- どたどた (dotadota)
- 次の項目
- わっと (watto)