項目
ヒュードロドロ
hyuudorodoro
幽霊が現れる時の定番の音響効果(笛と太鼓の音)を表す言葉。
意味
短い意味
主に歌舞伎や怪談、お化け屋敷などで、幽霊が登場する場面を演出するために使われる音です。横笛の「ヒュー」という高く鋭い音と、大太鼓の「ドロドロ」という低く不気味な音を組み合わせたものです。
- 幽霊が現れる音
- 不気味な雰囲気の演出
意味の整理
幽霊の登場音
日本の伝統的な幽霊(足のない幽霊など)が現れる際の定番の音。
幽霊がヒュードロドロと現れた。
お化け屋敷などの効果音
怪談やお化け屋敷で、恐怖をあおるために鳴らす音響。
お化け屋敷でヒュードロドロという音が鳴る。
使い方のメモ
使い方
ヒュードロドロと
幽霊が現れる様子や、不気味な雰囲気が漂う様子を副詞的に表します。
ヒュードロドロと鳴る
実際にその効果音が鳴っている状態を表します。
ヒュードロドロという音
名詞を修飾し、「幽霊が出る時のあの音」というまとまりを作ります。
使い方
よく使う表現
ヒュードロドロと鳴る
幽霊登場の音が鳴る
ヒュードロドロという音
幽霊が現れる時の効果音
ヒュードロドロと現れる
効果音とともに不気味に現れる
幽霊がヒュードロドロと
幽霊が不気味な音とともに
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 歌舞伎や芝居 | neutral | 実際の楽器(笛と太鼓)による舞台の演出そのものを指します。 |
| お化け屋敷やアニメ | playful | 古典的なお約束として、場を怖がらせたり盛り上げたりするために使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ひゅー ひゅー / similar | 単に強い風が吹く音や、何かが空気を切って飛ぶ音を表す時。 | 太鼓の「ドロドロ」を含まないため、幽霊の登場シーンそのものにはなりません。 | 風がヒューと吹く。 |
びゅーびゅー びゅーびゅー / similar | 強風や嵐などで、風が激しく吹き荒れている時。 | 自然現象としての強い風を表すもので、超常現象の演出ではありません。 | 風がビュービューと吹く。 |
使い方のメモ
よくある間違い
幽霊自身の声やうめき声だと思ってしまうこと。
幽霊の声ではなく、幽霊が登場する際の音楽や効果音です。
ゾンビや西洋のモンスターが登場する場面に使ってしまうこと。
日本の伝統的なお化けや幽霊(着物姿など)に特有の表現です。
例文
例文
幽霊がヒュードロドロと現れた。
ゆうれいがヒュードロドロとあらわれた。
文字どおり古典的な効果音とともに幽霊が現れる様子を表しています。
お化け屋敷に入ると、スピーカーからヒュードロドロと鳴り始めた。
おばけやしきにはいると、スピーカーからヒュードロドロとなりはじめた。
文字どおり雰囲気を盛り上げる演出としての使い方を表しています。
怖い話の途中で、友人がヒュードロドロという音を口で真似した。
こわいはなしのとちゅうで、ゆうじんがヒュードロドロというおとをくちでまねした。
文字どおり誰もが知っている定番の効果音であるため、口で真似される様子を表しています。
今にもヒュードロドロと聞こえてきそうな、不気味な雰囲気だった。
いまにもヒュードロドロときこえてきそうな、ぶきみなふんいきだった。
比喩的実際に音が鳴っていなくても、幽霊が出そうなほど不気味な雰囲気を比喩的に表しています。
歌舞伎では、幽霊の登場シーンでヒュードロドロという音が使われる。
かぶきでは、ゆうれいのとうじょうシーンでヒュードロドロというおとがつかわれる。
文字どおりこの効果音の起源である伝統芸能(歌舞伎)での使われ方を説明しています。
似ている語
質問
「ヒュー」と「ドロドロ」は別の音ですか?
はい。「ヒュー」は篠笛(しのぶえ)の高音、「ドロドロ」は大太鼓の低音を表しており、それらを合わせた表現です。
日常会話でも使いますか?
「ヒュードロドロと聞こえてきそうだ」など、不気味で幽霊が出そうな雰囲気を冗談めかして言う時に使うことがあります。
本当に怖い場面で使われますか?
あまりに定番の表現であるため、現代では本当に怖い場面というより、「古典的・お約束のホラー感」を出すために使われることが多いです。
出典の詳細
- 項目ID
- 2866736
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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