項目
ほろり
horori
「ほろり」は、感動して思わず涙をこぼしたり、お酒で心地よく酔ったり、花びらなどの軽いものが静かに落ちる様子を表します。
意味
短い意味
心が動かされて静かに涙を流すような感動の瞬間や、お酒を飲んで気持ちよく酔いが回った状態など、心身が穏やかに変化する様子を表現します。また、花びらや一枚の葉など、軽くて小さなものが音もなく舞い落ちる視覚的な様子にも使われます。
- 感動して涙を流す
- 軽いものが静かに落ちる
- 少し心地よく酔う
意味の整理
感動・涙(感情)
人の優しさや懐かしさなどに触れて、心が動き、思わず涙を流す様子。
思わずほろりとする
静かに落ちる(視覚)
花びらや涙などの軽くて小さなものが、音を立てずに落ちる様子。
花びらがほろりと落ちる
少し酔う(状態)
お酒を飲んで、心地よい気分で少し酔いが回る様子。
お酒でほろりと酔う
使い方のメモ
使い方
ほろりとする
感動して涙が出そうになる、心が温かくなるという意味の動詞として使います。
ほろりとくる
外部の出来事によって、感動や懐かしさが心に「やってくる」ことを強調します。
ほろりと + 動詞
「落ちる」「泣く」「酔う」などの動詞を修飾する副詞として使います。
使い方
よく使う表現
ほろりとする
感動して涙ぐむ
ほろりと泣く
静かに涙を流す
ほろりと酔う
心地よく少し酔う
ほろりと落ちる
軽いものが静かに落ちる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 感動的な映画を見た時 | ポジティブ | 心が温まるような共感や感動を表します。 |
| お酒を飲んだ時 | ニュートラル | リラックスした心地よい酔い方を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ほろほろ ほろほろ / similar | 涙や花びらが、次々と連続してこぼれ落ちる様子を表す場合に使います。 | 「ほろり」は一瞬の動きや一粒の涙を表すのに対し、「ほろほろ」は動作が連続していることを強調します。 | 涙がほろほろこぼれる |
じーんと じーんと / similar | 胸の奥が熱くなるような、強くて深い感動を表す場合に使います。 | 「ほろり」は静かで優しい感動ですが、「ジーンと」はより強い心の震えを表します。 | 胸がジーンとする |
使い方のメモ
よくある間違い
悲しくて大声で泣く時に使うこと。
感動や優しさに触れて静かに涙を流す時にのみ使います。
本などの重いものが落ちる時に使うこと。
花びらや涙など、ごく軽くて小さなものにだけ使います。
お酒を飲みすぎて泥酔した時に使うこと。
心地よく少しだけ酔った状態にのみ使います。
例文
例文
映画のラストシーンを見て、思わずほろりとした。
えいがのラストシーンをみて、おもわずほろりとした。
比喩的物語に共感して自然と感動する様子を表します。
彼女の目から、ほろりと涙がこぼれた。
かのじょのめから、ほろりとなみだがこぼれた。
視覚的一粒の涙が静かにこぼれ落ちる視覚的な情景を強調しています。
桜の花びらが、風に乗ってほろりと落ちてきた。
さくらのはなびらが、かぜにのってほろりとおちてきた。
視覚的音もなく軽やかに落ちる視覚的な美しさを表します。
温かいお酒を飲んで、ほろりと酔いが回った。
あたたかいおさけをのんで、ほろりとよいがまわった。
文字どおりアルコールによって体が少し温まり、心地よい状態になることを表します。
父親からの手紙を読んで、ほろりと泣いてしまった。
ちちおやからのてがみをよんで、ほろりとないてしまった。
比喩的手紙の温かい言葉に触れて、静かに涙があふれる様子を表します。
似ている語
質問
「ほろりとする」と「ほろりとくる」の違いは何ですか?
どちらも感動するという意味ですが、「ほろりとくる」は、相手の言葉や映画のシーンなど、外からの刺激が心に「届いた」というニュアンスが強くなります。
雨が降る様子に使えますか?
不自然です。雨粒が落ちる様子には「ポツリ」の方が適しています。
男性に対しても使えますか?
はい、男女問わず、感動して涙ぐむ様子を表すのに使えます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1011730
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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