項目
グラッと
guratto
突然、大きく揺れ動いたり傾いたりする様子。
意味
短い意味
地震の最初の大きな揺れや、重い物が突然バランスを崩して傾く様子を表す言葉です。また、めまいなどで急に体勢を崩しそうになる時にも使われます。一度だけの、瞬間的で強い動きを強調します。
- 急な揺れ
- めまい
- 突然の傾き
意味の整理
地震や建物の揺れ
突然、強い衝撃を伴って地面や建物が揺れる様子。
家がグラッと揺れる。
めまい・ふらつき
突然めまいを感じて、体のバランスを大きく崩す様子。
めまいでグラッとくる。
物の傾き
安定していた重い物が急に傾く様子。
本棚がグラッと傾く。
使い方のメモ
使い方
グラッと + verb
「揺れる」や「傾く」などの動詞の前に置き、その動作が突然かつ大きな衝撃を伴って起きたことを表します。
グラッとくる
急激なめまいを感じたり、突然地震の揺れを感じたりする瞬間を表す定番の言い回しです。
グラッとする
体や物が瞬間的に大きく揺らぐ状態を表現します。
使い方
よく使う表現
グラッと揺れる
突然大きく揺れる
グラッとくる
急な揺れやめまいを感じる
グラッと傾く
急に傾く
グラッとする
揺れを感じる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 地震の発生 | negative | 地震が起きた瞬間の、強くて突然の衝撃を表す際によく使われます。 |
| 体調不良 | negative | めまいや立ちくらみで、急に倒れそうになる感覚を表します。 |
| 時間の短さ | neutral | 一瞬の出来事であることを強く印象づけます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぐらぐら ぐらぐら / similar | 不安定な揺れが継続している状態を表す時に使います。 | 「グラッと」が一瞬の強い衝撃を表すのに対し、「グラグラ」は揺れが長く続いていることを示します。 | 地震で家がグラグラ揺れる。 |
ぐらり ぐらり / similar | 重い物や大きな物が、少しゆっくりと傾く様子を表す時に使います。 | 「グラッと」が瞬間的で鋭い動きであるのに対し、「ぐらり」は少し重々しく遅い動きのニュアンスがあります。 | 大きな木がぐらりと傾いた。 |
使い方のメモ
よくある間違い
継続的な揺れに使ってしまうこと。
「グラッと」は瞬間的な強い揺れに使います。洗濯機のようにずっと揺れ続ける場合は「グラグラ」や「ガタガタ」が自然です。
寒さによる震えに使ってしまうこと。
寒さや恐怖で体が震える場合は「ぶるぶる」や「ガクガク」を使います。
例文
例文
地震で家がグラッと揺れた。
じしんでいえがグラッとゆれた。
文字どおり地震による最初の一瞬の強い揺れを表しています。
立ち上がった瞬間、めまいでグラッと倒れそうになった。
たちあがったしゅんかん、めまいでグラッとたおれそうになった。
視覚的めまいによって急激に体のバランスを崩す様子を表しています。
足場の悪い所で、体がグラッと傾いた。
あしばのわるいところで、からだがグラッとかたむいた。
視覚的足元が不安定なために、体勢が急に大きく傾く様子です。
大きな波が来て、船がグラッと揺れた。
おおきななみがきて、ふねがグラッとゆれた。
文字どおり波の衝撃によって、大きな船が瞬間的に揺れ動く様子です。
彼の優しい言葉に、心がグラッと揺らいだ。
かれのやさしいことばに、こころがグラッとゆらいだ。
比喩的気持ちや決心が急に動かされる比喩的な表現です。
似ている語
ぐらり
gurari
「ぐらり」は少し重々しくゆっくりと傾く動きに近くなります。
質問
「グラッと」と「グラグラ」の違いは何ですか?
「グラッと」は一瞬の強い揺れ、「グラグラ」は不安定で継続的な揺れを表します。
「グラッとくる」とはどういう意味ですか?
急激なめまいを感じたり、突然地震の最初の揺れを感じたりすることを意味します。
携帯電話のバイブレーションに「グラッと」は使えますか?
使いません。携帯電話の振動など小さな揺れには「ぶーぶー」や「ぶるぶる」などが適しています。
出典の詳細
- 項目ID
- 1631850
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- くるり (kururi)
- 次の項目
- ぐんと (gunto)