項目
がたっと
gatatto
重い物が立てる音や、状態が急激に悪くなることを表す言葉です。
意味
短い意味
重い物が落ちたり、動いたりしたときに発生する、少し粗くて重みのある音を表します。そこから比喩的に、売上、成績、体力といった目に見えない状態が急激に、大きく低下することも表します。多くの場合、マイナスの変化に使われます。
- 重い物が立てる物理的な音。
- 数値や体力が急に下がる様子。
意味の整理
物が立てる重い音
少し重い物が急に動いたり、落ちたりしたときの、粗い音を表します。
ドアががたっと開く
急激な低下
売上や成績、体力などが、ある時から急に大きく悪くなることを表します。
売上ががたっと落ちる
使い方のメモ
使い方
がたっと + 動詞
動詞の前に置いて、その動作や変化が急激で激しいことを強調します。
がたっと + 音がする
何かがぶつかったり落ちたりして、重く粗い音が出たことを表す決まった言い方です。
使い方
よく使う表現
がたっと落ちる
急激に下がる
がたっと下がる
一気に下がる
がたっと崩れる
急に崩れる
がたっと音がする
大きな粗い音が鳴る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| ビジネス | マイナス | 売上や利益が突然大きく落ち込んだことを残念がる時によく使われます。 |
| 健康状態 | マイナス | 疲れや年齢によって、体力が急激に衰えたと感じる時によく使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
かたっと かたっと / similar | より軽くて小さな物が立てる音に使います。 | 「がたっと」のような重い響きや、業績の急落を表す意味はありません。 | かたっと音がする |
どすっと どすっと / similar | 重くて鈍い音(砂袋が落ちたような音)に使います。 | 機械的な響きはなく、数値や体力の低下といった比喩には使いません。 | どすっと倒れる |
使い方のメモ
よくある間違い
時間をかけてゆっくり減ることに「がたっと」を使うこと。
「がたっと」は急激な変化を表します。ゆっくりな変化には「だんだん」や「徐々に」を使います。
ペンや消しゴムなど、小さな物が落ちた音に使うこと。
小さな物には「ことっ」などの軽い音を使います。
例文
例文
椅子ががたっと音を立てて倒れた。
いすががたっとおとをたててたおれた。
視覚的重みのある物が床にぶつかる音を表しています。
先月から店の売上ががたっと落ちた。
せんげつからみせのうりあげががたっとおちた。
比喩的数値や金額が急に下がることを表す、非常によく使われる比喩です。
働きすぎて、体力ががたっと落ちた気がする。
はたらきすぎて、たいりょくががたっとおちたきがする。
比喩的健康や体力が急激に衰えたことを表しています。
強い風で、窓ががたっと鳴った。
つよいかぜで、まどががたっとなった。
文字どおり物が強く揺れたりぶつかったりして鳴る音を表します。
チームの集中力ががたっと崩れた。
チームのしゅうちゅうりょくががたっとくずれた。
比喩的「崩れる」という動詞と組み合わせて、安定していた状態が一気に壊れることを表します。
似ている語
かたっと
katatto
「がたっと」よりも軽くて小さな音が鳴る様子を表します。
どすっと
dosutto
機械的な響きのない、重く鈍い音です。数値の低下などには使いません。
質問
良いことに「がたっと」を使うことはできますか?
ほとんどありません。売上や体力など、「維持したいものが急激に悪くなる」時に使われます。
「がたっと」と「かたっと」の違いは何ですか?
濁音(が)のほうが、清音(か)よりも大きくて重い印象を与えます。
ビジネスで上司に使ってもいいですか?
「売上ががたっと落ちまして…」のように、事実を強調する言葉として日常のビジネス会話でよく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2179810
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 確認が必要です
- 表示言語
- 日本語
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