意味
短い意味
主に二つの意味があります。一つは、建物や部屋などに人や物がなく、広々と空いていて寂しい様子です。もう一つは、鐘や空き缶など、中が空洞になっている金属がぶつかって鳴り響く音を表します。
- 広々と空いている空間
- 空洞の金属音
意味の整理
空間の広がり
部屋や建物、通りなどに人や物がなく、広々と空いている様子。
部屋ががらんとしている。
金属の音
中が空洞の金属が響く音。
空き缶ががらんと落ちた。
使い方のメモ
使い方
がらんとする
場所が空いて寂しくなっている状態を表す動詞の形です。
がらんとした + 名詞
部屋や家などの名詞を修飾し、何もなく広々としている様子を表します。
がらんと + 動詞
鐘が鳴る音や、空き缶が落ちる音などの様子を副詞として表します。
使い方
よく使う表現
がらんとした部屋
何もない広い部屋
がらんとした家
誰もいない、家具のない家
店内ががらんとしている
店に客が誰もいない
がらんと空く
人や物がなくなり広くなる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 引っ越した後の部屋。 | neutral | 家具がなくなり、空間が広々と感じられる寂しい様子を表します。 |
| 空き缶を落としたとき。 | neutral | 中が空洞の金属が響く音を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
がらがら がらがら / similar | 乗り物や店などに人が少なく空いている様子や、硬い物がぶつかる音を表す場合。 | 「がらん」は広々とした空間に何もない寂しさに焦点が当たりますが、「がらがら」は本来いるべき人や物が少ない状態に焦点が当たります。 | ガラガラの電車 |
ひっそり ひっそり / similar | 音がせず静かな様子や、人が少なく寂しい様子を表す場合。 | 「がらん」は物理的に何もない空間の広がりを表しますが、「ひっそり」は物音がない静けさを表します。 | ひっそりとした通り |
使い方のメモ
よくある間違い
お腹が空いたときに「お腹ががらんだ」と言うこと。
空腹を表すときは「ぺこぺこ」を使います。
スケジュールが空いているときに「予定ががらんだ」と言うこと。
予定がない場合は「暇」や「空いている」を使います。
例文
例文
荷物を運び出した後の部屋は、がらんとしていた。
にもつを はこびだした あとの へやは、 がらんとしていた。
視覚的物がなくなったことで広々と感じられる様子を強調しています。
平日の映画館はがらんとしていて、貸し切りのようだった。
へいじつの えいがかんは がらんとしていて、 かしきりのようだった。
視覚的人がほとんどおらず、空間の広さが目立つ場所に対して使われます。
落とした空き缶が、がらんと音を立てて転がった。
おとした あきかんが、 がらんと おとをたてて ころがった。
文字どおり空洞の金属が地面に当たって響く音を表しています。
店内には客が一人もおらず、がらんとしている。
てんないには きゃくが ひとりもおらず、 がらんとしている。
視覚的本来人がいるべき空間に誰もいない寂しい状態を表しています。
広いホールががらんと空いていて、声がよく響く。
ひろい ホールが がらんと あいていて、 こえが よく ひびく。
視覚的音を吸収する物が何もない広々とした空間であることを示しています。
似ている語
質問
「がらん」は道にも使えますか?
はい、人通りがなく広々と空いている道や街に対して使うことができます。
「空っぽ」と「がらんとしている」の違いは何ですか?
「空っぽ」は単に中身がない状態(箱など)を表しますが、「がらんとしている」は広い空間に何もなくて寂しいという視覚的な印象を強調します。
「がらんがらん」と言ってもいいですか?
はい。鐘を何度も鳴らすような連続した音の場合は「がらんがらん」がよく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1612840
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 確認が必要です
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- ねばねば (nebaneba)