項目
がっくり
gakkuri
ひどく落胆したり、疲れ切ったりして、急に元気がなくなったり、体が折れ曲がったりする様子を表します。
意味
短い意味
期待していたことがだめになったり、激しい疲れを感じたりしたときに、気力や体力が急激に失われる様子を指します。心が折れるだけでなく、肩が落ちる、膝をつくといった視覚的な変化を強調します。
- 落胆して急に元気がなくなる様子。
- 疲れやショックで体が折れ曲がったり崩れたりする様子。
意味の整理
精神的な落胆
悪い知らせや失敗を受けて、一瞬でやる気や希望を失う様子。
不合格通知を見てがっくりした。
肉体的な消耗
極度の疲労やショックで、体から力が抜けて崩れ落ちる様子。
ゴールした瞬間、がっくりと膝をついた。
使い方のメモ
使い方
がっくりする
動詞として使い、ひどく落胆したり体力がなくなったりした状態を表します。
がっくり(と)肩を落とす
ひどく落胆して、肩が下がる様子を表す決まった言い方です。
がっくりくる
ショックな出来事によって、気持ちが急激に沈むことを表します。
使い方
よく使う表現
がっくりと肩を落とす
ひどく落胆して肩を下げる
試験に落ちてがっくりする
不合格で激しく落ち込む
膝からがっくり崩れる
膝の力が抜けて倒れ込む
期待が外れてがっくりくる
予想外の結果に強いショックを受ける
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 失敗・挫折 | マイナス | 悪い結果に強く打ちのめされたときに使います。 |
| 極度の疲労 | 中立 | エネルギーが完全に切れて体が動かない様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
がっかり がっかり / similar | 日常的な残念な気持ちを表すときに使います。 | 「がっかり」は気持ちが中心ですが、「がっくり」は体が折れるような外見の変化を伴います。 | 雨が降ってがっかりした。 |
げんなり げんなり / similar | 同じことが続いて嫌になったり、疲れ果てたりしたときに使います。 | 「げんなり」は「飽きて嫌になる」ニュアンスが強く、「がっくり」は「急に気力が抜ける」様子です。 | 長い会議にげんなりした。 |
使い方のメモ
よくある間違い
ちょっとした残念なことに「がっくり」を使う。
軽いときは「がっかり」を使いましょう。「がっくり」は体が崩れるほどショックが大きいときに使います。
単なる「悲しい(かなしい)」と同じだと考える。
「がっくり」は悲しみそのものよりも、それによって「元気がなくなる」「力が抜ける」状態を指します。
例文
例文
第一志望の大学に落ちて、彼はがっくりと肩を落とした。
だいいちしぼうのだいがくにおちて、かれはがっくりとかたをおとした。
視覚的肩が下がるという視覚的な変化を強調しています。
全力で走った後、ゴール前でがっくりと膝をついた。
ぜんりょくではしったあと、ごーるまえでがっくりとひざをついた。
文字どおり体力が完全になくなり、立っていられない様子を表しています。
宝くじが外れたと知って、父はがっくりしている。
たからくじがはずれたとしって、ちちはがっくりしている。
比喩的期待が外れて、精神的に大きなショックを受けている様子です。
チームが逆転負けして、サポーターたちはがっくりきた。
ちーむがぎゃくてんまけして、さぽーたーたちはがっくりきた。
比喩的「がっくりくる」という表現で、ショックが心に強く響いたことを表します。
徹夜明けの彼女は、机に向かったままがっくりと眠り込んでしまった。
てつやあけのかのじょは、つくえにむかったままがっくりとねむりこんでしまった。
視覚的疲れでガクッと力が抜けて眠ってしまった様子を表しています。
似ている語
質問
失望したとき、他の言葉とどのように使い分けますか?
単に気持ちが沈むだけでなく、肩が落ちたり膝をついたりといった身体的な変化を伴うほど、急激に力が抜ける様子を表す場合にこの言葉が使われます。
物に対して「がっくり」を使えますか?
いいえ、基本的には人間や動物など、感情や体力を持っているものに対して使います。
目上の人に対して使ってもいいですか?
自分の状態を説明する分には問題ありませんが、話し言葉なので、丁寧な場面では「非常に落胆しております」などと言い換える方が無難です。
出典の詳細
- 項目ID
- 1003190
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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