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項目

ぼけっと

boketto

何も考えずに、または何も行動せずにいる様子を表す言葉です。

意味

短い意味

人が集中力をなくして別のことを考えていたり、本来何かをするべきなのに何もせずにじっとしていたりする様子を表します。「時間を無駄にしている」「注意力が足りない」という少し批判的な意味が含まれることが多いです。

  • 注意力がなく何も考えていない状態
  • 本来動くべき時に何もせずにいる状態

意味の整理

何も考えない・集中しない

心が他の場所にあって、周りに注意を払っていない状態。

窓の外をぼけっと見る

何もせずにいる

動くべき時に何も行動しないで、時間を無駄にしている状態。

ぼけっと立っている

使い方のメモ

使い方

  • ぼけっとする

    「何も考えない状態だ」「何もせずにいる」という意味です。

  • ぼけっとしている

    「何も考えない状態だ」「何もせずにいる」という意味です。

  • ぼけっと + 動詞

    注意力が足りない状態や、無駄に時間を過ごしながら何かをする動作を表します。

使い方

よく使う表現

ぼけっとする

何も考えない

ぼけっとしている

何もせずにいる

ぼけっと見る

何も考えずに見る

ぼけっと待つ

何もせずに待つ

ぼけっと歩く

注意せずに歩く

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
疲れて何も考えられない時neutral頭の中が空っぽになっている状態を説明します。
手伝わずに見ているだけの人に対してnegative「ぼけっとしていないで、手伝って!」のように、行動しないことを批判します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

ぼーっと

ぼーっと / similar

頭の中がはっきりしない時や、熱があって頭がうまく働かない時、また遠くのものがはっきり見えない時にも使えます。「ぼけっと」は熱や病気で頭が働かない時や、景色が見えにくい時には使えません。熱で頭がぼーっとする。

ぼんやり

ぼんやり / similar

物事の形や色、記憶などがはっきりしない状態に使います。「ぼけっと」は人の態度や心の状態だけに使い、景色や記憶には使いません。遠くに島がぼんやり見える。

使い方のメモ

よくある間違い

目が悪くて文字が読めない時に「文字がぼけっと見える」と言うこと。

目で見えるものがはっきりしない時は「ぼんやり」や「ぼやける」を使います。

お年寄りの病気(認知症)の意味で「ぼけっと」を使うこと。

それは動詞の「ぼける」です。「ぼけっと」は一時的に集中していない状態を表すだけです。

例文

例文

授業中、窓の外をぼけっと見ていた。

じゅぎょうちゅう、まどのそとをぼけっとみていた。

視覚的何も考えずにただ外を見ている様子です。

出典:内部作成

何もせずに一日中ぼけっとしてしまった。

なにもせずにいちにちじゅうぼけっとしてしまった。

文字どおり何も行動せずに無駄に時間を過ごしてしまった後悔を表しています。

出典:内部作成

ぼけっと突っ立っていないで、手伝ってよ!

ぼけっとつったっていないで、てつだってよ!

比喩的何もせずに見ているだけの人を注意する時によく使われる表現です。

出典:内部作成

疲れていたのか、テレビの前でぼけっと座っていた。

つかれていたのか、テレビのまえでぼけっとすわっていた。

文字どおり疲れのために何も考えられない状態で座っている様子です。

出典:内部作成

ぼけっと道を歩いていたら、電柱にぶつかりそうになった。

ぼけっとみちをあるいていたら、でんちゅうにぶつかりそうになった。

文字どおり周りに注意を払わずに歩いている危険な状態を表しています。

出典:内部作成

似ている語

質問

「ぼけっと」と「ぼーっと」の違いは何ですか?

どちらも「何も考えていない状態」に使えますが、「ぼーっと」は熱があって頭が働かない時や、火が燃える様子などにも使えます。「ぼけっと」は「行動しないこと」「注意が足りないこと」を少し批判する時に使うことが多いです。

「ぼけっと」は悪い言葉ですか?

とても悪い言葉ではありませんが、「ぼけっとしていないで」と相手に言うと、「なまけないで」「集中して」と怒っているように聞こえます。

静かな部屋を「ぼけっとした部屋」と言えますか?

言えません。「ぼけっと」は人の心の状態や態度にだけ使います。

出典の詳細

項目ID
2077520
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
日本語
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