項目
のらりくらり
norarikurari
質問や責任をうまくはぐらかしたり、目標を持たずに怠惰に過ごしたりする様子。
意味
短い意味
つかみどころがなく、責任や追及をうまく逃れる態度や、定職につかず目的もなく日々を過ごす様子を表します。ぬらぬらしてつかみにくいという本来の感覚から、人間関係や生き方の不誠実さ・いい加減さを批判的に表すのに使われます。
- 質問や追及を巧みにかわす様子
- 目的や意欲を持たずに怠惰に暮らす様子
意味の整理
追及をかわす
質問されたり責任を問われたりした際に、真正面から答えず、曖昧な返事をしてうまく逃げ切る様子。
のらりくらりとかわす
怠惰に過ごす
定職につかないなど、はっきりした目的を持たずに、だらだらと日々をやり過ごす様子。
のらりくらりと毎日を過ごす
使い方のメモ
使い方
のらりくらりとかわす
のらりくらりとした態度
のらりくらりと生きる
使い方
よく使う表現
のらりくらりとかわす
追及などをうまくはぐらかして逃れる
のらりくらりと言い逃れる
曖昧な言い訳をして責任を逃れる
のらりくらりした態度
はっきりしない、逃げ腰の態度
のらりくらりと過ごす
目的を持たず怠惰に時間を費やす
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 質問や追及をかわす | ネガティブ | 政治家の答弁や、言い訳ばかりする人に対する苛立ちを表す際によく使われます。 |
| 生活態度 | ネガティブ | 働く意欲がなく、自立しようとしない人に対する批判的なニュアンスを含みます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
のらくら のらくら / similar | 怠けて過ごす様子や、責任を逃れる様子に使います。 | 意味はほぼ同じですが、「のらりくらり」の方が言葉の響きが長く、反復して逃げ回るようなしぶとさや、つかみどころのなさがより強調されます。 | のらくらと過ごす |
ぼんやり ぼんやり / contrast | 意識が集中していない状態や、視界がかすんでいる時に使います。 | 「ぼんやり」は単に意識が散漫な状態を表しますが、「のらりくらり」は責任や面倒なことから意図的・結果的に逃れる態度を表します。 | ぼんやりと霞む |
使い方のメモ
よくある間違い
濡れた床や石鹸が滑りやすいことを表すのに使う。
物理的に滑る様子には「つるつる」や「ぬるぬる」を使います。「のらりくらり」は主に人間の不誠実な態度に使います。
柔軟性や機転が利くことを褒める言葉として使う。
無責任さや怠惰さへの非難が含まれるため、ポジティブな意味では使いません。
例文
例文
彼は鋭い質問をのらりくらりとかわした。
かれは するどい しつもんを のらりくらりと かわした。
比喩的厳しい追及に対して、正面から答えずに逃げる様子。
その政治家はいつものらりくらりとした答弁をする。
その せいじかは いつも のらりくらりとした とうべんを する。
比喩的中身がなく、責任を回避するような発言に対する批判的な表現。
定職にも就かず、のらりくらりと生きている。
ていしょくにも つかず、 のらりくらりと いきている。
比喩的目標を持たず、怠惰に日々をやり過ごす生き方。
彼は責任をのらりくらりと逃げ続けている。
かれは せきにんを のらりくらりと にげつづけている。
比喩的やるべきことから言い訳をして逃げ続ける様子。
彼女ののらりくらりした態度には腹が立つ。
かのじょの のらりくらりした たいどには はらがたつ。
比喩的はっきりしない相手に対して苛立っている状況。
似ている語
のらくら
norakura
怠けたり言い逃れたりする様子で、意味はほぼ同じ。
質問
「のらりくらり」は物理的に滑るものに使えますか?
語源的には滑らかでつかみにくい感覚から来ていますが、現代ではウナギなどの物理的な滑りやすさにはほとんど使われず、人間の態度について使われます。
「ぬらりくらり」との違いは何ですか?
意味は全く同じです。「のらりくらり」の方が一般的に広く使われています。
目上の人に使ってもいいですか?
相手の態度を非難する言葉なので、目上の人に直接向かって使うのは失礼にあたります。
出典の詳細
- 項目ID
- 2009380
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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