ONO.JEPANG.ORG

項目

モワァ〜ン

mowaa-n

空気を切るような柔らかく余韻のある音や、何かがゆっくりと広がっていく様子を表す言葉。

意味

短い意味

風が柔らかく吹き抜けたり、物が空気を切って動く際の「フワッ」「モワッ」とした音や動きを表します。また、空気や匂い、煙などが周囲にゆっくりと広がっていく感覚を表現するのにも使われます。

  • 空気中の柔らかい音
  • 匂いや暖かい空気の広がり
  • 頭がぼんやりする感覚

意味の整理

柔らかい風切り音

物が空気を切る音や、風が柔らかく吹き抜ける音。鋭さがなく、余韻が残る音。

バットを振ると、モワァ〜ンと音がした。

空気や匂いの広がり

煙や匂い、暖かい空気などがゆっくりと周囲に広がっていく様子。

部屋中にモワァ〜ンと甘い香りが漂っている。

使い方のメモ

使い方

  • モワァ〜ンと + 動詞

    音の鳴り方や、空気・匂いの広がり方を修飾する副詞として使われます。

  • モワァ〜ンとする

    眠気などで頭の中に霧がかかったようにぼんやりしている状態や、残像・余韻が残る状態を表します。

使い方

よく使う表現

モワァ〜ンと広がる

匂いや煙がゆっくり広がる

モワァ〜ンと漂う

匂いなどが空間に残っている

モワァ〜ンと音がする

柔らかく空気を切る音が鳴る

頭がモワァ〜ンとする

頭がぼんやりしてはっきりしない

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
動きの音neutral鋭く切り裂くのではなく、空気を大きくかき混ぜるような柔らかい音を表します。
匂いや空気の広がりneutralお香や香水、または夏の熱気などが、人を包み込むように広がる様子を描写します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

びゅんびゅん

びゅんびゅん / opposite

物が空気を切って非常に速く、強く、連続して動く時に使います。速度が速く鋭い点において、遅く柔らかいモワァ〜ンとは正反対の性質を持ちます。風がビュンビュン吹く。

ぶわっ

ぶわっ / contrast

風や感情などが一気に、爆発的に広がる時に使います。ゆっくりと余韻を残すのではなく、一瞬で広がる突発性を強調します。風がぶわっと吹き込む。

使い方のメモ

よくある間違い

刀を鋭く振る音や、弾丸が飛ぶ音に使うこと。

この言葉には鋭さがありません。鋭い音には「ビュッ」などを使います。

音だけを表す言葉だと思い込むこと。

実際には、顔に当たる熱気や、部屋に満ちる匂いを表すのにより頻繁に使われます。

例文

例文

暖かい空気がモワァ〜ンと顔に当たった。

あたたかい くうきが モワァ〜ンと かおに あたった。

視覚的暖かい空気が顔に触れる物理的な感覚を表現しています。

出典:内部作成

バットを振ると、モワァ〜ンと音がした。

バットを ふると、 モワァ〜ンと おとが した。

文字どおり空気を切る音としての直接的な用法です。

出典:内部作成

扉を開けると、古い本の匂いがモワァーンと漂ってきた。

とびらを あけると、 ふるい ほんの においが モワァーンと ただよって きた。

文字どおり匂いがゆっくりと広がる様子を描写しています。

出典:内部作成

お香の煙が部屋中にモワァ〜ンと広がった。

おこうの けむりが へやじゅうに モワァ〜ンと ひろがった。

視覚的煙がゆっくりと広がる視覚的な側面を捉えています。

出典:内部作成

眠気で頭がモワァーンとしている。

ねむけで あたまが モワァーンと している。

比喩的意識がはっきりしない状態への比喩的な用法です。

出典:内部作成

似ている語

ビュンビュン

byunbyun

opposite

モワァ〜ンとは正反対の、速く強く鋭い音を表します。

ぶわっ

buwa

contrast

ゆっくり広がるモワァ〜ンとは違い、一瞬で爆発的に広がる様子を表します。

質問

鋭い音を表すのに使えますか?

いいえ、鋭さのない、柔らかく余韻の残る音に使われます。

匂いに対しても使えますか?

はい、匂いや暖かい空気がゆっくりと広がり、残る様子にしばしば使われます。

「モワモワ」との違いは何ですか?

「モワモワ」は連続的で煙などの状態そのものを表すことが多いですが、「モワァ〜ン」は一度広がって余韻が残る感覚に焦点を当てています。

出典の詳細

項目ID
2147960
出典
JMdict_english
-
確認メモ
確認が必要です
表示言語
日本語
前の項目
ガラッと (garatto)
次の項目
きらっと (kiratto)
IDENESFRPTJA