項目
きっと
kitto
話し手が強く信じていることや、表情や動作が急に鋭く、硬くなる様子を表す言葉です。
意味
短い意味
「きっと」には大きく分けて2つの意味があります。1つは副詞として、話し手の主観的な強い確信(約90%の確率)を表します。もう1つは、表情や動作が急に鋭くなる様子を表すオノマトペです(この場合は「キッと」とカタカナで書くことが多いです)。例えば、鋭い目つきで睨んだり、決意を持って口を強く閉じたりする時に使われます。
- 話し手の強い確信や、そうなるだろうという予測を表す。
- 表情や動作が急に鋭く、あるいは硬くなる様子を表す。
意味の整理
強い確信と予測
根拠が100%ではない場合でも、話し手が自分の気持ちとして強く信じている時に使います。
きっと勝つ
鋭い表情や動作
目つきが急に鋭くなったり、緩みのないように強く締めたりする様子を表します。
キッと睨む
使い方のメモ
使い方
きっと〜だ
話し手の強い確信を表す最も一般的な形です。
きっと〜だろう
未来のことについて、自信を持って予測する時に使います。
キッと〜する
見る、睨むといった動作を鋭く、急に行う様子を表します。
口をきっと結ぶ
強い決意を表すために、口を強く閉じるという意味の慣用表現です。
使い方
よく使う表現
きっと来る
必ず来ると信じている
キッと睨む
鋭い目つきで見る
口をきっと結ぶ
唇を強く閉じる
表情をきっとさせる
表情を厳しく、または鋭くする
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 予測・励まし | ポジティブ | 相手を勇気づけたり、明るい未来を信じたりする時に使われます。 |
| 目つき・態度 | ネガティブ寄り | 怒っている時や、相手を厳しく見る時などに使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
必ず かならず / similar | 客観的な事実、法律、自然の法則など、例外がない100%の確実性を表す時に使います。 | 「きっと」は話し手の主観的な判断や願いが含まれるため、100%の事実とは限りません。 | 明日は必ず太陽が昇る。 |
きりっと きりっと / similar | 服装が整っている、態度が引き締まっている、といった清潔感や威厳がある様子に使います。 | 「きっと」は動作の鋭さや確信の強さに焦点を当てており、外見の整い具合とは異なります。 | 制服をきりっと着こなす。 |
使い方のメモ
よくある間違い
数学の答えや科学的な事実について「きっと」を使う。
客観的な事実には「必ず」を使います。「きっと」は個人の意見というニュアンスになります。
「きっと」を「Surely」の意味だけで覚えて、表情の描写に使われているのを見て混乱する。
鋭い表情や動作を表すオノマトペとしての意味もセットで覚えましょう。
例文
例文
きっと彼は約束を守ってくれます。
きっとかれはやくそくをまもってくれます。
文字どおり相手を強く信頼している気持ちを表しています。
叱られた子供が、キッとこちらを睨んだ。
しかられたこどもが、キッとこちらをにらんだ。
視覚的目つきが急に鋭くなった様子を描写しています。
彼女は口をきっと結んで、山を登り始めた。
かのじょはくちをきっとむすんで、やまをのぼりはじめた。
視覚的強い決意を口元の様子で表現しています。
明日はきっといい天気になるだろう。
あしたはきっといいてんきになるだろう。
文字どおり期待を込めて天気を予測しています。
注意を受けた学生は、表情をきっと正した。
ちゅういをうけたがくせいは、ひょうじょうをきっとただした。
比喩的反省し、真剣な態度に変わった様子を表します。
似ている語
質問
「きっと」と「必ず」はどう違いますか?
「必ず」は客観的な100%の確実性を、「きっと」は話し手の主観的な強い確信を表します。
なぜカタカナで書くことがあるのですか?
オノマトペ(動作や状態の様子を表す言葉)であることを強調し、鋭い変化や勢いを視覚的に伝えるためです。
物の状態について使うことはできますか?
はい、紐などが緩みなく、非常に強く結ばれている様子などを表すことができます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1003430
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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