項目
カランコロン
karankoron
下駄の足音、昔ながらの喫茶店のドアベル、グラスに入った氷などが鳴る澄んだ音を表す言葉。
意味
短い意味
木やガラスなどが当たって鳴る、澄んだ響きのある音を表す擬音語。下駄を履いて歩く音、古い喫茶店やお店の入り口にあるベルの音、グラスの中で氷が揺れる音などによく使われ、懐かしく心地よい雰囲気や風情を感じさせます。
- 下駄を履いて歩く時の音
- 古い喫茶店などのドアベルの音
- グラスの中で氷が鳴る音
意味の整理
下駄の音
下駄を履いて歩く時の音。
下駄がカランコロンと鳴る
ドアベルの音
古いお店や喫茶店のドアベルが鳴る音。
カランコロンとドアが開く
氷の音
グラスの中で氷がぶつかる音。
氷がカランコロンと音を立てる
使い方のメモ
使い方
カランコロンと + 動詞
「鳴る」「響く」「音を立てる」などの動詞と共に、どのような音がしているかを説明します。
カランコロン + 動詞
会話や描写の中で、音の様子を直接的・感覚的に伝える時に使います。
使い方
よく使う表現
下駄がカランコロンと鳴る
下駄の足音がする
カランコロンと音がする
澄んだ響きのある音が鳴る
ドアを開けるとカランコロンと鳴る
ドアのベルが鳴る
グラスの氷がカランコロン
グラスの氷が音を立てる様子
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 下駄の音 | 懐かしい、風情がある | 夏祭りや温泉街を歩く情緒的な情景を思い起こさせます。 |
| 喫茶店のドアベル | 温かい、レトロ | 自動ドアではなく、手で開ける古い純喫茶の温かい歓迎の雰囲気を表します。 |
| グラスの氷 | 涼しげ、落ち着いた | 静かなバーや夏の暑い日に飲む冷たい飲み物の、涼しげな雰囲気を伝えます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
からんからん からんからん / similar | 空き缶が転がる音や、福引きの鐘など、もう少し硬くて乾いた音、あるいは大きな金属音に使います。 | 「カランコロン」のような丸みや心地よい余韻は少なく、やや無機質な印象を与えます。 | 空き缶がカランカランと転がる |
ちりんちりん ちりんちりん / similar | 自転車のベルや風鈴など、小さくて高い金属音を表す時に使います。 | 木やガラスの響きではなく、高い金属音に限定されます。 | 自転車のベルがチリンチリンと鳴る |
ぱかぱか ぱかぱか / similar | 馬の蹄(ひづめ)が硬い地面を叩く音に使います。 | 下駄の音には使わず、動物の足音を表します。 | 馬がパカパカと走る |
使い方のメモ
よくある間違い
普通のスニーカーで歩く音に使うこと。
下駄や木靴などに限定されます。普通の靴の場合は「コツコツ」や「タッタッ」を使います。
重い金属が激しくぶつかる音に使うこと。
心地よい響きのある音に使うため、激しい金属音には「ガチャン」や「ガシャガシャ」を使います。
例文
例文
温泉街を歩くと、下駄の音がカランコロンと響いた。
おんせんがいを あるくと、げたのおとが カランコロンと ひびいた。
文字どおり木製の下駄が硬い地面に当たって鳴る音を表しています。
喫茶店のドアを押すと、カランコロンと心地よいベルの音がした。
きっさてんの ドアを おすと、カランコロンと ここちよい ベルのおとが した。
文字どおり昔ながらの喫茶店のドアにつけられたベルの鳴る音を表しています。
彼はグラスを揺らして、氷をカランコロンと鳴らした。
かれは グラスを ゆらして、こおりを カランコロンと ならせた。
文字どおりガラスのコップの中で氷が当たる涼しげな音を表しています。
カランコロンと音を立てて、下駄を履いた子供が走っていった。
カランコロンと おとを たてて、げたを はいた こどもが はしって いった。
視覚的音とともに、浴衣や下駄などの夏の風景を視覚的に連想させる使い方です。
静かなバーで、氷がカランコロンと溶ける音だけが聞こえる。
しずかな バーで、こおりが カランコロンと とける おとだけが きこえる。
視覚的静寂の中でわずかな音が響く、落ち着いた情景を描写しています。
似ている語
カランカラン
karankaran
空き缶などの乾いた高い金属音。
パカパカ
pakapaka
下駄ではなく馬の蹄(ひづめ)の音。
質問
現代の家のインターホンに「カランコロン」は使えますか?
いいえ、電子音のインターホンには「ピンポーン」を使います。「カランコロン」は物理的なベルが揺れて鳴る音です。
グラスが割れた時に使ってもいいですか?
いいえ、割れる音には「ガシャン」や「パリン」を使います。「カランコロン」は心地よい音であり、壊れる音には使いません。
なぜ下駄の音はこのように表現されるのですか?
下駄の裏には木でできた「歯」があり、それが硬い地面に当たることで、木の中が空洞のように響く澄んだ音が鳴るためです。
出典の詳細
- 項目ID
- 2085650
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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