項目
グニュッと
gunyutto
粘土や熟した果実など、柔らかく形が変わりやすいものを一回力を入れて握ったり潰したりする時の様子。
意味
短い意味
弾力が少なく、水分を含んだ柔らかいもの(泥、スライム、熟した果物など)に力を加えた時、それが一瞬で形を変えるような感触や音を表します。「〜っと」という形のため、継続的な状態ではなく、一回きりの瞬間的な動作や変化を強調します。
- 柔らかいものを握る
- 柔らかいものが潰れる
意味の整理
柔らかいものを握る・押す
粘土やスライムなどの柔らかいものを、手に力を入れて一回握る様子。
粘土をグニュッと握る
柔らかいものが潰れる
泥や熟した果物など、柔らかいものが圧力によって形を崩す様子。
トマトがグニュッと潰れる
使い方のメモ
使い方
グニュッと + 動詞(潰す, 握る, 押す)
柔らかいものに対して、どのように力を加えたか、またはどのように形が崩れたかを説明する副詞として働きます。
使い方
よく使う表現
グニュッと潰す
柔らかいものを力を入れて崩す
グニュッと握る
柔らかいものを手に包んで力を入れる
グニュッと押す
柔らかいものに力を加える
グニュッと踏む
足元にある柔らかいものを踏みつける
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 粘土・スライム | neutral | 柔らかいおもちゃで遊ぶ時の感触として非常に頻繁に使われます。 |
| 泥・ぬかるみ | neutral | 歩いている時に柔らかい地面を踏んでしまった時の不快な感触を表すことがあります。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぎゅっと ぎゅっと / contrast | 固いものや抵抗があるものを、強い力でしっかりと握ったり押したりする場合に使います。 | 対象物の柔らかさや水分の多さを表す意味はありません。 | 手をぎゅっと握る |
ぐちゃり ぐちゃり / nearby | 水分を多く含んだものが、音を立てて無惨に潰れる場合に使います。 | 「グチャリ」の方が水分が多く、形が完全に壊れて汚くなる様子を強く表します。 | 虫がグチャリと潰れる |
使い方のメモ
よくある間違い
人の手を強く握る時に「グニュッと握る」と言う。
「ぎゅっと握る」が自然です。「グニュッと」を使うと、相手の手が粘土のように柔らかく変形してしまったような不自然な印象を与えます。
水などの完全な液体がこぼれる時に使う。
泥やスライムのような「形がありつつ変形する柔らかさ」が必要なため、単なる液体には使いません。
例文
例文
子供が粘土をグニュッと握って形を変えた。
こどもが ねんどを グニュッと にぎって かたちを かえた。
文字どおり粘土のような柔らかいものを手で握りつぶす典型的な使い方です。
雨の日の翌日、公園の泥をグニュッと踏んづけてしまった。
あめの ひの よくじつ、こうえんの どろを グニュッと ふんづけて しまった。
視覚的泥などの柔らかく水分の多いものを踏んだ時の不快な感触を表します。
鞄の中で熟したバナナがグニュッと潰れていた。
かばんの なかで じゅくした バナナが グニュッと つぶれていた。
視覚的柔らかい食べ物が圧迫されて形を崩す様子を表します。
そのおもちゃのボタンは、グニュッと柔らかい感触がする。
その おもちゃの ボタンは、グニュッと やわらかい かんしょくが する。
文字どおりボタンなどを指で押し込んだ時の、ゴムのような柔らかい感触を表します。
チューブの絵の具をグニュッと押し出した。
チューブの えのぐを グニュッと おしだした。
視覚的チューブの中の柔らかいペースト状のものを外に押し出す様子です。
似ている語
質問
食べ物に対して「グニュッと」は使えますか?
はい。熟しすぎたトマトや、柔らかいパン生地などを潰したり押したりする時の感触を表すのによく使われます。
「グニュッと」と「ぐにゅぐにゅ」の違いは何ですか?
「グニュッと」は一瞬で一回だけの動作や変化を表しますが、「ぐにゅぐにゅ」はずっと柔らかい状態が続いていることや、何度も繰り返す動作を表します。
この言葉は悪い意味ですか?
言葉自体に悪い意味はありませんが、泥を踏んだり虫を潰したりする場面で使われることも多いため、文脈によっては不快な感触を表すことがあります。
出典の詳細
- 項目ID
- 2837417
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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