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項目

がちがち

gachigachi

「がちがち」は、物が凍ったり乾燥したりして非常に硬くなる様子や、人が緊張して体がこわばる様子を表します。

意味

短い意味

「がちがち」は、本来あるべき柔軟性が完全に失われた状態を表すオノマトペです。物理的な物が凍ったり乾燥したりして石のように硬くなること、極度の緊張や恐怖によって体や心がこわばること、寒さで歯が震えて鳴る音、または規則や考え方が厳しすぎて融通がきかないことを表現します。

  • 物理的な硬さ
  • 極度の緊張
  • 歯が鳴る音
  • 融通がきかない性格

意味の整理

物理的な硬さ

物が凍ったり乾燥したりして、極端に硬くなる様子。

がちがちに凍る

緊張・こわばり

過度の緊張や恐怖のため、体や心が硬くなって自然に動けない様子。

緊張でがちがちだ

音(歯の震え)

硬い物がぶつかる音。特に寒さや恐怖で歯が震えて鳴る音。

歯ががちがちと鳴る

柔軟性がない

考え方やルールが厳しすぎて、融通がきかない性格や状態。

がちがちの頭

使い方のメモ

使い方

  • がちがちだ

  • がちがちになる

    物が非常に硬い状態になること、または人が緊張で固まることを表します。

  • がちがちに〜

  • がちがちの〜

    融通のきかない人や、厳しすぎるルールなどを修飾する時に使います。

使い方

よく使う表現

がちがちに凍る

硬く凍りつく

緊張でがちがちになる

緊張で体が固まる

歯ががちがち鳴る

寒さで歯が鳴る

がちがちの頭

融通のきかない考え方

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
面接やスピーチの前カジュアル・共感的極度のあがり症やパニックを表します。
非常に寒い日客観的自分の意志では止められない歯の震えを表します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

かちかち

かちかち / similar

比較的小さくて軽い物が硬い場合や、時計の音などに使います。「がちがち」の方が、重みのある硬さや、体の自由が奪われるほどの強い緊張を表します。かちかちに凍ったアイス

使い方のメモ

よくある間違い

筋肉質で健康的な体を「がちがち」と褒めること。

「がちがち」は不自然なこわばりを表すため褒め言葉になりません。筋肉には「がっちり」や「マッチョ」を使います。

鉄などのもともと硬い素材を「がちがち」と表現すること。

「がちがち」は「硬く変化した状態」を表します。もともとの性質には形容詞の「硬い(かたい)」を使います。

例文

例文

寒さで歯ががちがち鳴った。

さむさではががちがちなった。

文字どおり寒さでコントロールできずに歯がぶつかり合う音を表しています。

出典:内部作成

面接の前は緊張してがちがちだった。

めんせつのまえはきんちょうしてがちがちだった。

比喩的精神的なプレッシャーによって体がこわばり、自然に動けない様子を表しています。

出典:内部作成

冬の朝、道ががちがちに凍っていた。

ふゆのあさ、みちががちがちにこおっていた。

文字どおり水分が完全に凍りついて、石のように硬くなっている状態を表します。

出典:内部作成

彼は規則に厳しいがちがちの人間だ。

かれはきそくにきびしいがちがちのにんげんだ。

比喩的考え方に柔軟性がなく、規則などを厳格に守りすぎる性格を表しています。

出典:内部作成

パンが乾燥してがちがちになった。

パンがかんそうしてがちがちになった。

文字どおり水分が抜けて、本来の柔らかさが完全に失われた状態を表します。

出典:内部作成

似ている語

質問

硬いベッドを「がちがちのベッド」と言ってもいいですか?

不自然です。「がちがち」は凍ったタオルのような極端な硬さを表します。ベッドには「硬い(かたい)ベッド」を使います。

「がちがち」と「かちかち」はどう違いますか?

どちらも硬い状態を表しますが、「がちがち」の方が重く、程度がひどい印象を与えます。また、極度の緊張を表す場合は「がちがち」を使うのが普通です。

「がちがちの人」と言われたら、悪い意味ですか?

はい。頑固でルールに厳しすぎる、融通がきかない人だと思われています。

出典の詳細

項目ID
946777136
出典
Internal
出典URL
kotobank.jp/word/がちがち
確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
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